ERA検査結果(着床の窓)@英ウィメンズ
英ウィメンズに転院した際に、やりたかった検査が子宮内受容能検査(ERA)です。
この検査を2018年5月5日に実施しましたので、検査の流れや結果について書きたいと思います。
ERA検査の読み方
まずERA検査の読み方ですが、英ウィメンズでは「エラ」テストと呼ぶそうです。
病院によっては「イーアールエー」検査と呼ばれてるみたいで、呼び方は色々ありそうです。
この検査をしたいって伝える時に、
私「イーアールエー検査をしたいのですが」
って言うと、一瞬先生が固まってました(^-^;
先生「エラテストね」
と言うやりとりがありました。
その病院で使われてる用語を使う方がスムーズで良いかと思います。
ERA検査とは
ERA検査では、子宮内膜が受精卵を受け入れる状態になっているか検査します。受精卵を着床できる子宮内膜の受容期間を着床の窓と呼ばれていて、その着床の窓がずれていないか検査で判明します。
ERA検査をした方の30%が着床の窓がズレていて、その後、妊娠率が25%向上してると言われています。
ERA検査することで、検査した時の子宮内膜の受容状態が「受容期」、「非受容期」が判ります。
また移植に最適な日(時間)もわかりますので、基本的には一回検査するだけで良いみたいです。
(2回検査をした方がいいのか、先生に聞いてみましたが、そこまでする人は過去にいないらしい。ERA検査の結果を受けて移植を複数回してもうまくいかない場合は、ERA検査結果を無視して移植するケースはあるようでした。)
でも、検査会社であるアイジェノミクス社によると、1回目の検査で着床の時期が大きくズレている時は2回目の検査が必要とのことです。
ERA検査費用
英ウィメンズでは、検査費用は「12万円+α(ホルモン補充の薬剤料+血液検査料+検査に向けての診察料等)」です。基本的にすべて10割負担になるかと思います。
院外の患者が検査する場合は14万円+αで、少し高くなります。
ERA検査の対象者
ERA検査の一般的な対象者は以下のとおりです。
- 反復着床不全の方(良好胚を移植しても着床しない、化学流産の方)
- (高齢で貴重な受精卵を確実に移植したい方)
※着床の窓は2〜3%の方しかズレていないらしい(リプロ通院患者のブログ情報)。でも、上記の方が検査すると30%の方がズレている。
私の場合、9回移植して化学流産2回なので、この検査で引っかかる可能性はあると思って検査しました。
レディースクリニック北浜とリプロ大阪では、ERA検査を採用しておらず、今まで検査できていなかったので、かなり期待してました。
ERA検査は知っていましたが、本当はもっと早くこの検査に出会いたかったです💦
検査できる病院が全国的に増えますよ~に…。
ERA検査の流れ
英ウィメンズではホルモン補充周期と自然周期のどちらかで検査を進めていきます。
ERA検査の結果が出たら、その検査をした時と同じように移植に向けて準備し、移植することになります。
私の場合はホルモン補充でしか移植した事がなく、次回も同じ方法で移植するのでホルモン補充周期の一択で検査を進めました。
ホルモン補充周期の場合、普段の移植周期と同じ通院回数となります。
検査日を含む通院回数は、3回+検査結果を聞くでした。
- 検査周期の前周期に通院し、検査スケジュールを立ててホルモン補充の薬を貰いました。
- 生理2日目からエストラーナテープやプロギノーバ2錠を服用します。生理13〜15日目に通院して、採血でホルモン値と子宮内膜の厚さが問題ないか確認します。問題なければ、黄体ホルモンの補充を開始します。
- 通常の移植する日に通院して、内診室で検査します。
検査では、内診室でまず消毒からスタートします。そして、細い棒?のようなものを膣に挿入し、子宮内膜を引っ掻くように細胞を採取されます。痛みの強烈度合いは、ホント人によって違うみたいです( ; ; )
私は自己判断でロキソニンを服用してから検査に挑みました!
痛みは普通の生理痛が急にやってきた感じでした。子宮内フローラ検査と同じような痛みでした。
ERA検査を実施可能な病院
2018年7月時点では、大阪府は18病院、兵庫県は7病院で実施しています。
検査可能な全国の病院名が下記サイトの「ERA実施施設」に掲載されていますので、興味がある方はご確認ください。
着床の窓(ERA検査)-アイジェノミクス・ジャパン IGENOMIX JAPAN
ERA検査の失敗確率
ERA検査では、子宮内膜の細胞を採取して遺伝子解析をするようですが、細胞の組織が適切でなかったりすると再検査になるようです。細胞の量の問題ではないらしい💦
でも量が多ければ、当たりも多いと思いますが…。
英ウィメンズの同意書(検査会社の同意書が英語で、それを日本語訳されている用紙)には、1%の確率で再検査になる可能性があると記載されていました。
痛みも伴う検査なので再検査はしたくないですし、再検査費用も同額なのかっという疑問もあります💦
(再検査は無料の病院もありますが、英ウィメンズのサイトには再検査料について記載がありませんでした。)
私のERA検査結果
検査結果は3〜4週間後に出ると聞いておりました。実際は2018/5/5に検査し、5/25に結果を聞くことができました。
そして、検査結果は異常ありでした。
結果の用紙は次のとおりです。
「PRE-RECEPTIVE」と書かれているので、着床の窓としては、時期がまだ早いということです。
また「P+6 (142 ± 3 hours )」と書かれてます。黄体ホルモン補充を開始して6日(142時間 ± 3時間の誤差)が一番移植に最適だということです。
142時間を24時間で割ると、5.91日なのでほぼ6日ですね。
通常は黄体ホルモンを補充して5日後に移植しますが、私は1日後ろにずらして移植するのがいいと分かりました。
英ウィメンズでは移植日の14~15時に移植します。142時間を逆算して、黄体ホルモン補充の開始時間を決めるそうです(確か16~17時に開始?)。
また、そういえば、ERA検査した日に問診で黄体ホルモンを補充開始した時間帯を聞かれました。聞かれるとは知らなかったので、うる覚えで曖昧にしか答えられませんでした(笑)
この検査では、ホルモン補充の開始時間が結果に影響しますので、しっかり覚えておいて下さい!!笑
ERA検査は高額な検査ですが、着床の窓がズレていたら妊娠しない、または流産しやすいので、この検査をして本当に良かったです。これで、大事な大事な正常な良好胚盤胞を移植しても、妊娠の希望が持てます!!!
補足
ERA検査結果は3〜4週間かかるので、当初は検査後に生理が来て、その周期は治療をお休みするよう言われました。
でも、1ヶ月も無駄にするのは嫌だったので、検査してホルモン補充の薬をやめた後、生理が自然に来たら(15日後に来ました)、移植周期に入り、移植までに結果を聞いて進めたいと伝えました。
上記のスケジュールで良いよって医師に許可もらえたので、検査周期の翌周期に移植することにしました!
こんなスケジュールで進めてる人をブログで見かけたので、参考にして進めました(^O^)
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