IT女子26歳からの不妊治療

結婚5年目の29歳です。夫婦両方の不妊で諦めずに妊活中。多嚢胞、不育症、着床不全、潜在性甲状腺機能低下など。

11回目の移植 ついに陽性(正常な胚盤胞)@英ウィメンズクリニック

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前回の判定日から3日後の2018年6月21日に、生理が来ました。生理が来た後は徐々に陰性の結果をちゃんと受け止めれて、気持ちも落ち着きました。

生理が来てからすぐに11回目の移植周期に入りましたので、その治療と結果について書きたいと思います。

 

移植の方針決め

D2からエストラーナテープとプロギノーバの服用が始まり、D13-15の間の都合のいい日に通院が必要でした。

D14に通院し、移植日の決定と移植方法を相談。

 

D14の通院は、院長のK口先生で診察予約。

その日の血液検査結果、内膜は特に問題なし。

  • E2: 625。前回、前々回より高い数値だけど、基準値200超えてるので特に指摘なし。高すぎは良くないという記事もあるけど、どこまでが許容範囲か分からない💦
  • P: 0.2 
  • D14の内膜: 9.2mm。過去と比較すると一番薄い内膜💦ヨガもお灸、ツボ押しもしてるのに、なんでか分からない😣生理来てからレーザー治療は一回だけ通院。後、この日(D14)も通院。

 

前回の陰性の結果を受けて、先生もなぜ良い結果にならないのかなーという感じ。次は、ERAの結果も考慮しつつ下記の方法でやりたいと伝えると、先生も同じ考えだったようで、すぐにOKもらえましたヽ(‘ ∇‘ )ノ

  • シート法の実施 移植の3日前(2〜4日前可)。過去にシート法はやったことがなくて、二段階移植ばかりだったので、期待。
  • 着床前診断染色体が正常な5日目胚盤胞5BBを黄体ホルモン補充6日目に戻す
  • 6日目胚盤胞5BB(ICSI/POL)を黄体ホルモン補充5日目(通常日)に戻す

 

「この方法でやれば、良い結果が出るとおもうけどなぁー」と言っていただけ、前向きな気持ちに‼︎

お医者さんの一言でだいぶ気持ちが違ってくる(*´꒳`*) 今回こそ、今回こそ、妊娠したい!

 

シート法と移植日の調整

シート法と移植日が2日間連続移植だと、どうしても仕事の休みが多くなります。

シート法は午前予約(11時前後)のみで、午後からの仕事は間に合わないため丸1日休みが必要です。

※10/5訂正:シート法は11時半から15時の枠と言われました。予約枠があれば午前のみと言われないと思います。

 

胚移植は午後からなので、移植日の仕事は午後休暇を2日間取る必要があります。

休み過ぎにならないように、シート法はD18の日曜日にして、移植は翌週の木(D22)、金(D23)にしました。

また移植日も火、水の予定だったのを木、金に仕事の都合でずらしました。

内膜が想定より薄かったので、移植日は前倒しではなく後ろ倒しのスケジュールにしてます。

 

このようにホルモン補充での移植だと、スケジュール調整しやすいので助かります‼︎

 

シート法について思うこと

シート法は、リンス液といった別の用語が使われることもあります。

シート法のメリットは、胚盤胞移植の数日前に胚を培養した培養液を子宮内に入れることで臨床妊娠率を上げられること(56%から80%に向上)。また、シート法は二段階胚移植と同じ効果があると前院で言われています。二段階移植用の初期胚を用意しなくてもいいので、全ての受精卵を胚盤胞に育てて、シート法で移植できるのは魅力的です。前院はシート法を病院として採用していなかったので、二段階移植のためには採卵して初期胚を作りつつ胚盤胞を育ててました。

また、二段階移植の場合は多胎妊娠率も上がりますが、シート法なら多胎をそこまで気にしなくていいですよね。私は双子でも大歓迎なので、二段階移植の治療は抵抗がなかったです。ここで言いたかった事は、とにかく受精卵を胚盤胞までたくさん育てつつ、妊娠率を上げる方法として、シート法は魅力的だと思っています。

 

シート法の当日の流れ

英ウィメンズクリニックでは、いつも診察する7階でシート法を実施します。

7月8日(日)のD18にシート法をしてきました。7階で受付後、メールで内診の呼び出し。

内診台に座り、小さなボトルの液(薄いピンク色)のラベルを目視確認して、膣に器具入れて、細いチューブを入れて処置して終わり。

内膜の測定もなく、あっという間でした。痛みは処置後に軽い軽い生理痛がありました。

 

受付から処置、お会計まで合計1時間で、久しぶりにかなり短かったです‼︎

会計は32,400円。

 

治療で使用した薬💊

薬は前回と全く同じで、THEフルコースの薬たちです‼︎ サプリとしては前回もですが、ラクトフェリンも飲んでます。

気になる方は前回の記事を見ていただければと思います。

 

移植当日

D22の7月12日(木):6日目5BBを融解し6BBに成長した子を移植。内膜9.4mm。

D23の7月13日(金):染色体が正常な5日目5BBを融解後、収縮してグレード1💦

移植直前に一応完全孵化。内膜は7.5mmで過去最低でした。

移植後は内膜の薄さと収縮状態のダブルパンチでショック&不安になってしまって、ベットで涙がポロリ。不妊治療してるとホント泣くことが多い。

 

帰宅後は「きっと、なるようになる‼︎ 正常な胚盤胞を信じるぞ」って自分に言い聞かせて、開き直って過ごしました。

 

また内膜が薄いのはルティナス膣錠のせいだったりするのかな?よくわからないけど、黄体ホルモン補充をルティナス膣錠でやり始めると、移植日にかけて内膜が薄くなってるような…。今まではそんな事なかったので、転院後の前回と今回は薄くなってしまって不思議です。

 

妊娠検査薬のフライング

判定日は最初の胚盤胞移植をBT0とし、BT10の7月22日が予定でした。

移植後のBT6の夜にピンクの出血がありました。大抵、移植後のBT4から判定日までの間で、毎回わずかに赤やピンクの出血することが多かったんですが、今回は出血量が多くてびっくり。オリモノシートでは足りず、ナプキンが必要な量のピンク色でした。ルティナス膣錠でオリモノが多いから量も多く見えるのかな。でも、少ない時はトイレットペーパーに鮮血がつくだけだし、今回は多かったんだと思います。

 

これは何かいつもと違うのかなーと思って、勢いでフライングしてみたところ、BT6で薄い陽性でした‼︎ 

 

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上がA-check、下がラッキーテストの結果です。A-checkは全然濃くならなくて不安になると思うので、ラッキーテストの方が良かったです。

 

判定日

BT10の7月22日(日)に夫と通院し、目標のhcg100以上になっていることを期待しつつ、血液検査後に診察。

 

結果は以下の通り。

  • hcg:205 (4w1d or 4w0d)
  • E2:735
  • PROG:10.8

 

目標だったhcg100以上で✨陽性✨

移植日の内膜が7.5mmで過去最低でも、子宮に着床してくれました(*゚▽゚*)!

 

判定日にhcg19以下しか見たことなかったので、hcg200は本当にびっくり。

やっと陽性を喜べる日が来たかな。

子宮内フローラとERA検査で異常が見つかったことが結果につながったのかなぁーと思ってます(前回は上手くいかなかったけど…)。

 

一応、BT9とBT10のフライング画像も載せます(ドゥーテスト)。

 

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帰宅後に陽性の嬉しさがマシて嬉し泣き。染色体が正常な受精卵が着床したと思いますが、残念ながらこの陽性後の妊娠経過がよくなかったので、また次の記事で書きます。

 

移植後の様子メモ

移植後の体の変化(妊娠超初期症状)は毎回違っていました。なのであまり参考にはならないと思いますが、メモとして書きたいと思います。

  • BT2 暑くて起きる、腹痛、下痢
  • BT3 特になし
  • BT4 暑くて起きる
  • BT5 息切れ、付け根違和感、喉乾く
  • BT6 ナプキンが必要なレベルのピンク出血、腹痛、あっさりしたモノ好む、フライングで薄く陽性
  • BT7 ピンクの出血、腹痛、便秘気味
  • BT8 腹痛
  • BT9 ピンクの出血、小さい血の塊、腹痛
  • BT10 判定日、hcg205、朝気持ち悪い、腹痛、息切れ、喉乾く

 

移植周期の治療費まとめ

判定日までの治療費は次の通りで、合計294,326円でした。胚盤胞移植を二日連続にすると、やっぱり高いですね💦薬代もすごいから余計かな。

 

  • レーザー治療 5,400円×3回
  • シート法 32,400円
  • D14診察、採血 5,920円
  • ユベe 18日分 360円
  • ダクチル 66錠(1日6錠、11日分) 4,620円
  • ルティナス 62錠 22,072円 約15.5日分
  • エストラーナ 36枚  6,192円
  • プロギノーバ 51錠 7,701円 17日分
  • ルトラール 46錠 1,472円 15日分
  • D22 移植費用&融解費用 76,500円
  • ヘパリンセット(バイアルのカプロシンと注射器) 10日分 6,310円
  • D23 移植費用&補助孵化&融解費用 108,000円
  • 妊娠判定検査&診察 4,830円
  • 判定日 プロテインS活性の再検査(個人希望) 1,749円

※余ってる薬もあるので、薬の処方日数が微妙に違います。薬の飲む回数、錠数は前回記事を参照してください。

 

また判定日以降の薬の処方は以下の通りです。プロギノーバやルトラール、ユベEなどは(ビタミンDも)、判定日で終了でした。

余った薬もあったので多少調整しつつ、約9日分で合計26,934円。1日あたり約3,000円でした。妊娠継続は特にお薬代でお金かかりました。

  • ルティナス膣錠 34錠 12104円
  • タクロリムス 9錠 4860円
  • ゼンアスピリン 9錠 90円
  • ヘパリンセット 10日分 6310円
  • 自己注射廃棄用容器 500円
  • レベニンS 9錠 972円
  • ダクチル  7錠 378円
  • エストラーナ 10枚 1720円 

※レベニンSとダクチル は判定日までと言われましたが、個人希望でもう少しだけ処方していただきました。

 

 

 

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