11回目の移植 ついに陽性(正常な胚盤胞)@英ウィメンズクリニック
前回の判定日から3日後の2018年6月21日に、生理が来ました。生理が来た後は徐々に陰性の結果をちゃんと受け止めれて、気持ちも落ち着きました。
生理が来てからすぐに11回目の移植周期に入りましたので、その治療と結果について書きたいと思います。
移植の方針決め
D2からエストラーナテープとプロギノーバの服用が始まり、D13-15の間の都合のいい日に通院が必要でした。
D14に通院し、移植日の決定と移植方法を相談。
D14の通院は、院長のK口先生で診察予約。
その日の血液検査結果、内膜は特に問題なし。
- E2: 625。前回、前々回より高い数値だけど、基準値200超えてるので特に指摘なし。高すぎは良くないという記事もあるけど、どこまでが許容範囲か分からない💦
- P: 0.2
- D14の内膜: 9.2mm。過去と比較すると一番薄い内膜💦ヨガもお灸、ツボ押しもしてるのに、なんでか分からない😣生理来てからレーザー治療は一回だけ通院。後、この日(D14)も通院。
前回の陰性の結果を受けて、先生もなぜ良い結果にならないのかなーという感じ。次は、ERAの結果も考慮しつつ下記の方法でやりたいと伝えると、先生も同じ考えだったようで、すぐにOKもらえましたヽ(‘ ∇‘ )ノ
- シート法の実施 移植の3日前(2〜4日前可)。過去にシート法はやったことがなくて、二段階移植ばかりだったので、期待。
- 着床前診断で染色体が正常な5日目胚盤胞5BBを黄体ホルモン補充6日目に戻す
- 6日目胚盤胞5BB(ICSI/POL)を黄体ホルモン補充5日目(通常日)に戻す
「この方法でやれば、良い結果が出るとおもうけどなぁー」と言っていただけ、前向きな気持ちに‼︎
お医者さんの一言でだいぶ気持ちが違ってくる(*´꒳`*) 今回こそ、今回こそ、妊娠したい!
シート法と移植日の調整
シート法と移植日が2日間連続移植だと、どうしても仕事の休みが多くなります。
シート法は午前予約(11時前後)のみで、午後からの仕事は間に合わないため丸1日休みが必要です。
※10/5訂正:シート法は11時半から15時の枠と言われました。予約枠があれば午前のみと言われないと思います。
胚移植は午後からなので、移植日の仕事は午後休暇を2日間取る必要があります。
休み過ぎにならないように、シート法はD18の日曜日にして、移植は翌週の木(D22)、金(D23)にしました。
また移植日も火、水の予定だったのを木、金に仕事の都合でずらしました。
内膜が想定より薄かったので、移植日は前倒しではなく後ろ倒しのスケジュールにしてます。
このようにホルモン補充での移植だと、スケジュール調整しやすいので助かります‼︎
シート法について思うこと
シート法は、リンス液といった別の用語が使われることもあります。
シート法のメリットは、胚盤胞移植の数日前に胚を培養した培養液を子宮内に入れることで臨床妊娠率を上げられること(56%から80%に向上)。また、シート法は二段階胚移植と同じ効果があると前院で言われています。二段階移植用の初期胚を用意しなくてもいいので、全ての受精卵を胚盤胞に育てて、シート法で移植できるのは魅力的です。前院はシート法を病院として採用していなかったので、二段階移植のためには採卵して初期胚を作りつつ胚盤胞を育ててました。
また、二段階移植の場合は多胎妊娠率も上がりますが、シート法なら多胎をそこまで気にしなくていいですよね。私は双子でも大歓迎なので、二段階移植の治療は抵抗がなかったです。ここで言いたかった事は、とにかく受精卵を胚盤胞までたくさん育てつつ、妊娠率を上げる方法として、シート法は魅力的だと思っています。
シート法の当日の流れ
英ウィメンズクリニックでは、いつも診察する7階でシート法を実施します。
7月8日(日)のD18にシート法をしてきました。7階で受付後、メールで内診の呼び出し。
内診台に座り、小さなボトルの液(薄いピンク色)のラベルを目視確認して、膣に器具入れて、細いチューブを入れて処置して終わり。
内膜の測定もなく、あっという間でした。痛みは処置後に軽い軽い生理痛がありました。
受付から処置、お会計まで合計1時間で、久しぶりにかなり短かったです‼︎
会計は32,400円。
治療で使用した薬💊
薬は前回と全く同じで、THEフルコースの薬たちです‼︎ サプリとしては前回もですが、ラクトフェリンも飲んでます。
気になる方は前回の記事を見ていただければと思います。
移植当日
D22の7月12日(木):6日目5BBを融解し6BBに成長した子を移植。内膜9.4mm。
D23の7月13日(金):染色体が正常な5日目5BBを融解後、収縮してグレード1💦
移植直前に一応完全孵化。内膜は7.5mmで過去最低でした。
移植後は内膜の薄さと収縮状態のダブルパンチでショック&不安になってしまって、ベットで涙がポロリ。不妊治療してるとホント泣くことが多い。
帰宅後は「きっと、なるようになる‼︎ 正常な胚盤胞を信じるぞ」って自分に言い聞かせて、開き直って過ごしました。
また内膜が薄いのはルティナス膣錠のせいだったりするのかな?よくわからないけど、黄体ホルモン補充をルティナス膣錠でやり始めると、移植日にかけて内膜が薄くなってるような…。今まではそんな事なかったので、転院後の前回と今回は薄くなってしまって不思議です。
妊娠検査薬のフライング
判定日は最初の胚盤胞移植をBT0とし、BT10の7月22日が予定でした。
移植後のBT6の夜にピンクの出血がありました。大抵、移植後のBT4から判定日までの間で、毎回わずかに赤やピンクの出血することが多かったんですが、今回は出血量が多くてびっくり。オリモノシートでは足りず、ナプキンが必要な量のピンク色でした。ルティナス膣錠でオリモノが多いから量も多く見えるのかな。でも、少ない時はトイレットペーパーに鮮血がつくだけだし、今回は多かったんだと思います。
これは何かいつもと違うのかなーと思って、勢いでフライングしてみたところ、BT6で薄い陽性でした‼︎
上がA-check、下がラッキーテストの結果です。A-checkは全然濃くならなくて不安になると思うので、ラッキーテストの方が良かったです。
判定日
BT10の7月22日(日)に夫と通院し、目標のhcg100以上になっていることを期待しつつ、血液検査後に診察。
結果は以下の通り。
- hcg:205 (4w1d or 4w0d)
- E2:735
- PROG:10.8
目標だったhcg100以上で✨陽性✨
移植日の内膜が7.5mmで過去最低でも、子宮に着床してくれました(*゚▽゚*)!
判定日にhcg19以下しか見たことなかったので、hcg200は本当にびっくり。
やっと陽性を喜べる日が来たかな。
子宮内フローラとERA検査で異常が見つかったことが結果につながったのかなぁーと思ってます(前回は上手くいかなかったけど…)。
一応、BT9とBT10のフライング画像も載せます(ドゥーテスト)。
帰宅後に陽性の嬉しさがマシて嬉し泣き。染色体が正常な受精卵が着床したと思いますが、残念ながらこの陽性後の妊娠経過がよくなかったので、また次の記事で書きます。
移植後の様子メモ
移植後の体の変化(妊娠超初期症状)は毎回違っていました。なのであまり参考にはならないと思いますが、メモとして書きたいと思います。
- BT2 暑くて起きる、腹痛、下痢
- BT3 特になし
- BT4 暑くて起きる
- BT5 息切れ、付け根違和感、喉乾く
- BT6 ナプキンが必要なレベルのピンク出血、腹痛、あっさりしたモノ好む、フライングで薄く陽性
- BT7 ピンクの出血、腹痛、便秘気味
- BT8 腹痛
- BT9 ピンクの出血、小さい血の塊、腹痛
- BT10 判定日、hcg205、朝気持ち悪い、腹痛、息切れ、喉乾く
移植周期の治療費まとめ
判定日までの治療費は次の通りで、合計294,326円でした。胚盤胞移植を二日連続にすると、やっぱり高いですね💦薬代もすごいから余計かな。
- レーザー治療 5,400円×3回
- シート法 32,400円
- D14診察、採血 5,920円
- ユベe 18日分 360円
- ダクチル 66錠(1日6錠、11日分) 4,620円
- ルティナス 62錠 22,072円 約15.5日分
- エストラーナ 36枚 6,192円
- プロギノーバ 51錠 7,701円 17日分
- ルトラール 46錠 1,472円 15日分
- D22 移植費用&融解費用 76,500円
- ヘパリンセット(バイアルのカプロシンと注射器) 10日分 6,310円
- D23 移植費用&補助孵化&融解費用 108,000円
- 妊娠判定検査&診察 4,830円
- 判定日 プロテインS活性の再検査(個人希望) 1,749円
※余ってる薬もあるので、薬の処方日数が微妙に違います。薬の飲む回数、錠数は前回記事を参照してください。
また判定日以降の薬の処方は以下の通りです。プロギノーバやルトラール、ユベEなどは(ビタミンDも)、判定日で終了でした。
余った薬もあったので多少調整しつつ、約9日分で合計26,934円。1日あたり約3,000円でした。妊娠継続は特にお薬代でお金かかりました。
- ルティナス膣錠 34錠 12104円
- タクロリムス 9錠 4860円
- ゼンアスピリン 9錠 90円
- ヘパリンセット 10日分 6310円
- 自己注射廃棄用容器 500円
- レベニンS 9錠 972円
- ダクチル 7錠 378円
- エストラーナ 10枚 1720円
※レベニンSとダクチル は判定日までと言われましたが、個人希望でもう少しだけ処方していただきました。
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10回目の移植(正常な胚盤胞)@英ウィメンズ
2018年6月9日に英ウィメンズクリニックで初めて凍結胚盤胞の移植(通算10回目)をしてきたので、ブログにまとめます。
着床前診断でゲットした正常な胚盤胞に期待しちゃうし、4ヶ月ぶりでやっと移植できるという気持ちでした。
移植周期の方針決め
移植移植方針は次の通りです。
- 内膜スクラッチはしない。ERAと内膜スクラッチの組み合わせなどで、誰も研究してないので分からないが、ERAテストの結果(着床の窓)が変わるかもしれないので、特にERA直後の移植ではオススメしない。ERAで判明した着床時期に合わせて移植しても陰性の人は、次の対策として考えたりするらしい。
- シート法はしない。内膜スクラッチと理由は同じ。シート法と内膜スクラッチは未経験だったので、治療法として期待してたのにという感じだった。
- 着床前診断で正常な胚盤胞を一つ戻す。ERAに合わせて、通常の移植日から1日遅らせて移植する。
- プロテインS欠乏でも、英ウィメンズでは流産3回していない人は、アスピリンのみ適用で、アスピリンは妊娠10週まで。いつまで薬を継続するか、ヘパリンも処方するかは患者希望に合わせれるとのこと。なので、私は今までと同様に移植日からアスピリン&ヘパリンで希望しました。
- 移植周期のD1からユベラを服用したいと伝え、英ウィメンズではユベEを利用可能で処方も可能。
- 子宮収縮予防のダクチルは英ウィメンズ通常処方してないが、希望があれば出す。→ダクチルはリプロ で子宮収縮の異常を指摘されているので、服用を希望。
- タクロリムスは新しい基準値内にはいってるので、飲まなくてもいいけど希望があれば処方も可能。→ 希望しました。
移植周期に向けて実施したこと
今回の移植に向けて、初めて実施した検査などは次のとおりです。
- 着床前診断 → 正常受精卵2つ
- th1 th2の検査 → ほぼ問題なし
- ERA検査 → 着床の窓のズレあり
- 子宮内フローラ検査→悪玉菌が多くて異常あり。移植周期も乳酸菌剤を使う。生理前の14日間はレベニン。生理後のD6からインバグ(1日1000円)×14日間、その後はレベニンを判定日まで。
- 英ウィメンズの遠赤外線レーザー治療(首やお腹に当てる) 。週1 で治療。移植の1ヶ月前から開始。内膜あつくなりますよ~に。
- ユベEをD1から1錠×3回/日。血流を良くして内膜厚くなれ~。
移植前の通院
D14に通院し、内膜11.0mmでした。ユベEと遠赤外線レーザ治療はあまり効果がなかったようです…。
D14の血液検査の結果は次の通り。
- E2:386
- P:0.2
前回のERA検査の時にホルモン値が足りなかったため、エストラーナは3枚から4枚に変更、プロギノーバ2錠から3錠/日に変更してます。
そのおかげでE2が200を超えて血液検査も問題なし。前回から比較すると、E2が少し高めな気もするけど、特に指摘はありませんでした(前回はE2 180でした)
内膜もホルモン値も問題なかったので、予定通り移植日が決定しました‼︎
移植日は1日ズラすので、通常はD20に移植ですが、私はD21の6/9に胚盤胞5AB(染色体正常胚、イムジーじゃなくて普通の顕微)を移植することになりました。
また、移植に向けD15から薬が増えてます。
- ルティナス膣錠 1日4回 D15の夕方から (お金のかかる薬、6時、12時、18時、23時に膣に入れてました)
- ルトラール D15の夕方から 1日3回
- プロギノーバ 継続 3錠/日
- エストラーナテープ 継続 4枚2日おき。
- ゼンアスピリン 1錠/日 移植日D21から
- ヘパリン(カプロシン)移植日D21の夕方から
- ダクチル 2錠×3回/日 移植日から
- 乳酸菌剤 レベニン 1錠/日D20〜膣挿入
- タクロリムス 1錠/日 D23から
- クラリスロマイシン 移植日D21の朝と夜分
他にも、サプリ系は継続して毎日服用してます。サプリで使用している製品は別途ブログにまとめたいと思います。
移植当日
英ウィメンズの移植は14時から15時台で空いてる時間で事前予約が必要でした。予約は看護師さんが取るので、移植前の通院で希望を伝えました。
14時半で予約しました。
当日はその1時間前に受付するよう言われていて、13時半に7階で受付。
PHSを受け取り、8階の待合室で待機。
PHSで呼び出しがあり、培養士さんから移植胚の説明を受けました。
5ABの子が6ABに成長‼︎でも、培養士さん曰く、着床前診断のためにAHAしてなかったら本来3ABぐらいの胚みたい💦統計上の3ABの妊娠率は45%のようです。
その後PHSで呼び出しがあり、8階奥のリカバリールームに入って、ベットルームへ。着替えて待機。
少ししたら手術室に呼ばれ、今回こそ着床して欲しいって願いながら移植しました。
内膜は、9.2mm。移植日になぜか1.8mmも薄くなってました💦
移植後はベットルームで15分待機してから、着替えてナースコール。
人によってはこれで終了ですが、私の場合はヘパリンの受け取りが必要だったので、7階に移動して、薬をもらって会計でした。
移植前の生活
ご参考までに移植前の生活で意識したことを書きます。
- 体の疲れは溜め込まない
- 早寝 10時に布団目標
- ホットヨガ 週3ぐらい
- ランニング 気が向いたら
- ストレッチ、マッサージ
- ツボ押しやお灸
- レーザー週1
- お通じ改善 食物繊維、乳酸菌等
- タンパク質多め、糖質控えめ
- 体を温める食べ物
- サプリ、青汁
- 日光浴 お昼休憩のランチは外のベンチで。
移植後の生活
移植後に意識したこと。
- ツボ押しやめる → 子宮収縮しないように。
- ホットヨガ、運動はしない
- ストレッチする
- 薬の時間を守る
- 自転車に乗らない → 駅までの自転車やめて徒歩通勤
- 重い物を持たない
- 笑えることしてリラックス!
- コーヒー、お菓子、デザートは控える
- 遠赤外線レーザー治療は移植日までしか、都合がつかず行けなかった。
判定日
判定日の当日は、大阪北部地震が7時58分に発生し、電車が止まって会社に行けない日でした💦
午後からクリニックに行くつもりが、電車が復旧しないといけない状態で、いつ復旧するかもわからなかったので、旦那に会社を休んでもらい、2人で車でクリニックに向かいました。
30分ぐらい遅刻して、なんとか病院に到着。
そして、妊娠判定の血液検査の結果は、hcg 0.5以下で陰性でした(;ω;) 他のホルモン値は基準値以上で問題なかったです。
初めての正常な受精卵だったので、すごくすごく期待してしまってたので悲しかったし、大泣き。
病院で涙が止まらないほど泣いちゃった。
フライングしておけばよかったかも。
先生は正常な受精卵なら妊娠する人が多いのに、なんでだろうねーという感じでした。
今後に向けて
通算10回目の移植はダメだったので、次はシート法+2日間連続で胚盤胞の移植をすることを希望したいと思います。正常胚は1つ戻ししかダメって言われたけど、胚盤胞2つ戻ししたい!
正常胚はERAに合わせて、1日ずらして移植。
判定日の日はとりあえず次の移植に向けて、移植周期の薬をもらって帰りました。
(生理は判定日から3日目に来ました)
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ERA検査結果(着床の窓)@英ウィメンズ
英ウィメンズに転院した際に、やりたかった検査が子宮内受容能検査(ERA)です。
この検査を2018年5月5日に実施しましたので、検査の流れや結果について書きたいと思います。
ERA検査の読み方
まずERA検査の読み方ですが、英ウィメンズでは「エラ」テストと呼ぶそうです。
病院によっては「イーアールエー」検査と呼ばれてるみたいで、呼び方は色々ありそうです。
この検査をしたいって伝える時に、
私「イーアールエー検査をしたいのですが」
って言うと、一瞬先生が固まってました(^-^;
先生「エラテストね」
と言うやりとりがありました。
その病院で使われてる用語を使う方がスムーズで良いかと思います。
ERA検査とは
ERA検査では、子宮内膜が受精卵を受け入れる状態になっているか検査します。受精卵を着床できる子宮内膜の受容期間を着床の窓と呼ばれていて、その着床の窓がずれていないか検査で判明します。
ERA検査をした方の30%が着床の窓がズレていて、その後、妊娠率が25%向上してると言われています。
ERA検査することで、検査した時の子宮内膜の受容状態が「受容期」、「非受容期」が判ります。
また移植に最適な日(時間)もわかりますので、基本的には一回検査するだけで良いみたいです。
(2回検査をした方がいいのか、先生に聞いてみましたが、そこまでする人は過去にいないらしい。ERA検査の結果を受けて移植を複数回してもうまくいかない場合は、ERA検査結果を無視して移植するケースはあるようでした。)
でも、検査会社であるアイジェノミクス社によると、1回目の検査で着床の時期が大きくズレている時は2回目の検査が必要とのことです。
ERA検査費用
英ウィメンズでは、検査費用は「12万円+α(ホルモン補充の薬剤料+血液検査料+検査に向けての診察料等)」です。基本的にすべて10割負担になるかと思います。
院外の患者が検査する場合は14万円+αで、少し高くなります。
ERA検査の対象者
ERA検査の一般的な対象者は以下のとおりです。
- 反復着床不全の方(良好胚を移植しても着床しない、化学流産の方)
- (高齢で貴重な受精卵を確実に移植したい方)
※着床の窓は2〜3%の方しかズレていないらしい(リプロ通院患者のブログ情報)。でも、上記の方が検査すると30%の方がズレている。
私の場合、9回移植して化学流産2回なので、この検査で引っかかる可能性はあると思って検査しました。
レディースクリニック北浜とリプロ大阪では、ERA検査を採用しておらず、今まで検査できていなかったので、かなり期待してました。
ERA検査は知っていましたが、本当はもっと早くこの検査に出会いたかったです💦
検査できる病院が全国的に増えますよ~に…。
ERA検査の流れ
英ウィメンズではホルモン補充周期と自然周期のどちらかで検査を進めていきます。
ERA検査の結果が出たら、その検査をした時と同じように移植に向けて準備し、移植することになります。
私の場合はホルモン補充でしか移植した事がなく、次回も同じ方法で移植するのでホルモン補充周期の一択で検査を進めました。
ホルモン補充周期の場合、普段の移植周期と同じ通院回数となります。
検査日を含む通院回数は、3回+検査結果を聞くでした。
- 検査周期の前周期に通院し、検査スケジュールを立ててホルモン補充の薬を貰いました。
- 生理2日目からエストラーナテープやプロギノーバ2錠を服用します。生理13〜15日目に通院して、採血でホルモン値と子宮内膜の厚さが問題ないか確認します。問題なければ、黄体ホルモンの補充を開始します。
- 通常の移植する日に通院して、内診室で検査します。
検査では、内診室でまず消毒からスタートします。そして、細い棒?のようなものを膣に挿入し、子宮内膜を引っ掻くように細胞を採取されます。痛みの強烈度合いは、ホント人によって違うみたいです( ; ; )
私は自己判断でロキソニンを服用してから検査に挑みました!
痛みは普通の生理痛が急にやってきた感じでした。子宮内フローラ検査と同じような痛みでした。
ERA検査を実施可能な病院
2018年7月時点では、大阪府は18病院、兵庫県は7病院で実施しています。
検査可能な全国の病院名が下記サイトの「ERA実施施設」に掲載されていますので、興味がある方はご確認ください。
着床の窓(ERA検査)-アイジェノミクス・ジャパン IGENOMIX JAPAN
ERA検査の失敗確率
ERA検査では、子宮内膜の細胞を採取して遺伝子解析をするようですが、細胞の組織が適切でなかったりすると再検査になるようです。細胞の量の問題ではないらしい💦
でも量が多ければ、当たりも多いと思いますが…。
英ウィメンズの同意書(検査会社の同意書が英語で、それを日本語訳されている用紙)には、1%の確率で再検査になる可能性があると記載されていました。
痛みも伴う検査なので再検査はしたくないですし、再検査費用も同額なのかっという疑問もあります💦
(再検査は無料の病院もありますが、英ウィメンズのサイトには再検査料について記載がありませんでした。)
私のERA検査結果
検査結果は3〜4週間後に出ると聞いておりました。実際は2018/5/5に検査し、5/25に結果を聞くことができました。
そして、検査結果は異常ありでした。
結果の用紙は次のとおりです。
「PRE-RECEPTIVE」と書かれているので、着床の窓としては、時期がまだ早いということです。
また「P+6 (142 ± 3 hours )」と書かれてます。黄体ホルモン補充を開始して6日(142時間 ± 3時間の誤差)が一番移植に最適だということです。
142時間を24時間で割ると、5.91日なのでほぼ6日ですね。
通常は黄体ホルモンを補充して5日後に移植しますが、私は1日後ろにずらして移植するのがいいと分かりました。
英ウィメンズでは移植日の14~15時に移植します。142時間を逆算して、黄体ホルモン補充の開始時間を決めるそうです(確か16~17時に開始?)。
また、そういえば、ERA検査した日に問診で黄体ホルモンを補充開始した時間帯を聞かれました。聞かれるとは知らなかったので、うる覚えで曖昧にしか答えられませんでした(笑)
この検査では、ホルモン補充の開始時間が結果に影響しますので、しっかり覚えておいて下さい!!笑
ERA検査は高額な検査ですが、着床の窓がズレていたら妊娠しない、または流産しやすいので、この検査をして本当に良かったです。これで、大事な大事な正常な良好胚盤胞を移植しても、妊娠の希望が持てます!!!
補足
ERA検査結果は3〜4週間かかるので、当初は検査後に生理が来て、その周期は治療をお休みするよう言われました。
でも、1ヶ月も無駄にするのは嫌だったので、検査してホルモン補充の薬をやめた後、生理が自然に来たら(15日後に来ました)、移植周期に入り、移植までに結果を聞いて進めたいと伝えました。
上記のスケジュールで良いよって医師に許可もらえたので、検査周期の翌周期に移植することにしました!
こんなスケジュールで進めてる人をブログで見かけたので、参考にして進めました(^O^)
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th1/th2の検査結果@英ウィメンズ
転院先での初移植に向けて、2018年3月14日にth1/th2の採血をしてきました。結果は一週間ぐらいで出ます。
検査結果は次のとおりです。
th1/th2比の7.6だけで見ると問題のある数値ではないようでしたが、th1が25.9で、基準値よりやや高めだそうです。
基準値が先生のパソコンに書かれてましたが、th1/th2とth1の組み合わせ?で書かれていたりと、複雑で覚えられませんでした。すみません💦💦
でもこの基準値が英ウィメンズの2018年2月以前の基準値であり、新基準では問題ない数値でした!
旧基準では問題ありです。
ということで、th1/th2の結果はグレーな感じでした💦
新基準だとタクロリムス適用外でしたが、タクロリムスは患者希望で出せるそうです。
移植する時にまた考えましょうってことになりました。
ネットで検索してみると、私の検査結果はほとんど問題ないようにも思います。
服用するとしても、移植周期のD23から、1日1回1mgのカプセル💊を服用します。妊娠後は、再検査して、継続するか判断したり、服用量の調整をするそうです。
検査結果が悪いほど、タクロリムスの量が増えますが、私の場合は最低量です。
ネットで見てると0.5mgもあるみたいで、先生に確認しましたが1mg以上しかないようでした。
ちなみに、タクロリムスの料金は1錠(1mg)あたり540円で、高いです。
また主な副作用としては次の通りです。
- 腹痛
- 下痢
- 鼻咽頭炎
- 血圧上昇
- 振戦(手足の震え)
- ほてり
- 感覚異常
- 吐き気
※免疫が下がり感染しやすくなるので、手洗いやうがいをして、感染に注意が必要です。
今までの移植で散々な結果でしたので、着床不全の原因になりそうなものは全部取り除いて挑みたいと思っています。
タクロリムスの副作用は怖いですが、着床に悪い影響を及ぼすことがないなら、お守りのように飲んでおきたいなぁーって思います。
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着床前診断の結果@英ウィメンズクリニック
お久しぶりです。ブログさぼり気味でした😅💦
着床障害の原因を探るために着床前診断(PGT/PGS)をしましたので、その結果を記録として残しておきたいと思います。
少しでも不妊治療の参考になればと思います!
着床前診断の結果
採卵6回目を2018年3月14日に実施して、4月13日に着床前診断の結果を聞いてきました。
結果出るまで一ヶ月ぐらいかかります。
採卵では過去最高の7個の胚盤胞ができて、そのうち5個をPGTに出しました。
どの胚盤胞を検査するのか選ぶことはできなくて、胚盤胞になった胚から着床前診断に出すそうです。
そして、着床前診断の結果は…
正常胚が2つ、異常胚が2つ、モザイク1つでした!!
内訳は次のとおりです。
異常胚:5日目5BAと5日目5CA
正常胚:5日目5ABと5日目5BB
モザイク胚:6日目5BB
胚盤胞のグレードが良くても染色体異常はあるので、胚盤胞の見た目では全然わからないんだなぁーって、改めて実感。
グレードが良いものから順番に着床前診断に出して欲しいところですが、見た目では染色体異常が分からないなら、何を出しても同じなのかもしれません。
んーでもグレードが良いものを出して欲しいかも💦笑
着床率に違い出てこないのかな⁈
英ウィメンズの着床前診断は、何番目の染色体がトリソミーまたはモノソミー、または正常などが判明するようです。
結果の用紙はこんな感じでした。
※G :トリソミー、L:モノソミー
※Aneuploid:正倍数体(正常)、Euploid:異数体(異常)
胚の番号しか書かれていなかったので、どの胚が異常胚だったのか、正常だったのか、先生に確認しながら、ペンをお借りして急いでメモとりました!
異常胚、モザイクの染色体異常部分はこんな感じでした。
5日目5BA:15トリソミー
5日目5CA:11モノソミー
6日目5BB:9トリソミーの疑い
また、このモザイク胚を移植した場合は、羊水検査が必要だとカルテに書かれてました。モザイク胚は最後の最後だと思っているので、移植する受精卵がなくなったとしたら、7回目の採卵に挑むつもりで考えてます。
もし、モザイク胚で妊娠できたとしても、不育症の不安と、さらに染色体異常、初産の不安。不安に押しつぶされそう💦
異常胚はすぐに破棄されているので、なんとか今回の2つの正常胚で妊娠したいです❗️❗️❗️
胚盤胞の染色体正常な確率
30歳未満:70%
35歳未満:60%
42歳:20%
5つのうち、2つが正常だったので40%。29歳なので、平均を下回りますね。
着床前診断の結果から、普通の人よりは染色体異常が多めかもしれないって分かりました。
精液検査結果が良ければ、染色体の正常率も高くなるのかなー⁈
今回は精液検査でかなり悪かったので、関連性があるのか気になります。
(参考サイト)
着床前診断とは | 神戸ARTレディスクリニック・大谷レディスクリニック
着床前診断は高いのか?
英ウィメンズでは、胚盤胞1つにつき9万円です。正直、金額だけ考えると超高いです。
でも異常胚を移植して失敗するよりは安いです。正常胚であれば、安心を買うようなものだと思います。
流産、死産は肉体的、精神的負担が相当大きいと思いますので、避けられるものなら避けたいです。
下記の移植費用を合計すると普通に10万円超えます💦
- 胚移植費用54,000円
- 融解費用21,600円
- ホルモン補充の薬剤代
- 診察費用
- 判定日検査
9万円で異常胚が分かれば、その胚は移植しなくて済むので、移植するよりは安くつく方もおられるかと思います。
今思えば、正常胚だけを戻して安心を買うつもりで、全部の胚盤胞を着床前診断に回せばよかったかなと思います。
でも、着床前診断は受精卵の細胞を2,3個とるので、その影響で着床率下がることがあったら、いやだなと思うこともあります。
もしも、次採卵するとしたら、全部の胚を着床前診断に出すかもしれません。
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子宮内フローラ検査2回目@英ウィメンズクリニック
子宮内フローラ検査の1回目でラクトバチルス菌率が0.5%だったので、治療後に再検査(2018年4月2日)して、その結果を4月29日に聞いてきました!
再検査前(2回目)に、ガードネラ菌をやっつける抗生剤14日間の服用と、生理3日目から7日間、乳酸菌膣錠のインバグを服用し、生理11日目に再検査しました!
再検査の結果は…
まだ基準値未満でした!
ラクトバチルス菌率は0.5%から48%に劇的に改善しましたが、基準値90%に達してない。
この結果を受けて
医師「乳酸菌膣錠を移植日の前から使っていきましょう」
え、え、この先生、全然わかっていない…。
英ウィメンズは先生が毎回違っていて診察予約の時に先生を指定できます。今回は初めての先生でした。
私「インバグを利用した再検査でこの結果だから、基準値90%にならず同じ結果になりませんか?再検査でガードネラ菌は見つかっていないけれど、streptococcus菌率が高いので、この菌は抗生剤で減らす必要はないでしょうか?」
医師「これは再検査の結果か。んー子宮内フローラ検査は、最近始まった検査だから、治療法が確立していないんだよ。そだね。んー。」
こんな感じの反応で、全然詳しくないみたいだった。
私「移植9回しても上手くいっていないので…」というような事を話しました。
医師「じゃあ、医師のミーティングで治療方針聞きますね。次回、その結果を聞いてください。」
その場で別の先生に治療方針を聞いて欲しかったんですが、次回通院の時に確認することになりました。
そして、次の通院日(5月5日)に結果を聞いてきました!
提案された治療方針は次のとおりです。
再検査結果の治療方針
- streptococcus菌に対しての治療は必要ない。子宮内フローラ検査では、よっぽど強い菌は抗生剤で減らすが、基本的にラクトバチルス菌率を増やす治療を行う。ガードネラ菌は強い菌なので、抗生剤を使用した。
- ラクトバチルス菌率をさらに増やすために、移植前周期にレベニンS(100円/1錠の乳酸菌剤)を使用して、移植周期の移植7日前からインバグ(1000円/1錠の強い乳酸菌剤)、移植後はレベニンSでどうか?
- 2のやり方で再検査(私は3回目)するか決めてください。基準値90%以上になっていることを確認して安心した状態で移植する人もいる。だけど、検査結果が出るまでに1ヶ月かかるので、移植する人もいる。人それぞれです。
※補足ですが、レベニンS錠は本来飲み薬ですが、この治療では膣に入れて使います。今のところ副作用は少ないそうです。
上記の治療方針を聞いた上で、2の方法で再検査して基準値90%以上になるのか、まだ不安に感じてました💦💦
そして、夫と再検査について話し合いましたが、夫は再検査をゴリ押し‼️
私は6月に移植で考えてたので、移植まで時間がかかりすぎる事がショックでした💦
この日、ERA検査もしてきたんですが、ERA検査結果は一ヶ月後の6月5日ぐらい。もともとERA検査周期の次周期は移植準備しながら、ERA検査結果を聞いて、移植日を調整したいなぁーって考えてました。
子宮内フローラの再検査をする場合は、子宮内フローラの再検査の準備周期と検査周期、検査結果を聞く周期、移植前の準備周期、移植周期って考えると、移植は4、5ヶ月以上先になるんじゃないかって思っていて、かなり先過ぎるし…生理周期も長いし、もっと先になるかもしれない。
検査して確実に治療していくことは大切だって分かってはいるんですが…かなり悩みました💦
最終的に下記の案で、再検査しないつもりで進めることにしました。
決めた治療案
1.抗生剤は使用しない
2.移植周期の前周期からレベニン14日間、移植周期の生理6日目〜19日目までの14日間はインバグ、移植後はレベニン。
※補足: インバグの期間を2倍に変更してます!
レベニンは使用せず全てインバグにするのはどうか聞いてみると、先生に笑われてしまいました。費用が高い且つやりすぎ感があるようでした。
(参考)乳酸菌剤の想定費用:
レベニン 108円×(14+12)=2808円
インバグ 1000円×14 = 14,000円
再検査するよりは安い!!
3.子宮内フローラ検査の再検査(3回目)は今のところしないつもりです。検査費用は43,200円/1回です。
4.ネットでブログを調べ、他の人の治療方法を検索して、他にサプリ服用など出来ることはないか調べました。
ラクトバチルス菌率が0.4%の人が、「ラクトフェリンGX」を3ヶ月服用、1回1錠で朝、昼、夕の3回とのこと。
ラクトフェリンの服用から4週間でラクトバチルス菌が増えたという記事もある。
副作用も少ないみたいだし、Amazonでポチッと購入しました。自己判断で服用してみます。
★参考にしたサイト
仮に移植準備しながらERA検査結果を聞いて、ERA検査の再検査が必要な場合は、ERAの再検査と、子宮内フローラ検査の再検査をしようかと思います。
基準値が90%以上になれば妊娠するというわけではない
と言われているので、できるだけ90%に近づけるよう頑張ります。
都合の良い言い訳かもしれませんが…
まずはこの方法で妊娠目指します!!
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採卵6回目と培養結果@英ウィメンズクリニック
英ウィメンズクリニックに転院して初めての採卵をしてきましたので、まとめて書きたいと思います。
◆採卵前周期
採卵6回目に向けて服用していたプレマリンとルトラールを飲み終えて、2日後に生理が来ました!
通常はこの薬を飲み終えて、4日目に生理来る方が8割だそうです( ノ゚Д゚)ノ
点鼻薬ブセレキュアをしてると、生理が早く来る等の影響があるみたいでした。
◆採卵に向けての誘発
まず生理3日目に通院!(2018年3月5日)
生理中でしたが、内診と採血がありました。内診では、誘発剤で育てる卵胞数を確認。右10個、左11個でした。
誘発法はロング法なので、点鼻薬ブセレキュアは採卵日が決まるまで継続です。
通院した日は、クリニックで注射し、翌日以降は自己注射でした。1日分の注射セットはこんな感じです。注射針は27Gでした。もっと細い30Gにしてほしいです💦
誘発剤の投与量と内診、採血結果は、次の通りです。
- 3/5 D3 フォリルモン300U(通院)。採血して、fsh15以下、LH15以下、E2 80以下、PROG 2以下だったので、問題なし。卵胞は右10個、左11個。
- 3/6 D4 フォリルモン300U
- 3/7 D5 フォリルモン300U
- 3/8 D6 フェリング300U
- 3/9 D7 フェリング300U
- 3/10 D8 フェリング300U(通院)。卵胞数は右6個、左8個。12~16mmの卵胞で順調でした。お腹は張ってて、たまにズキズキ痛みがありました。採血結果:E2は2332。PROGは0.6、LHは5.3、FSHは20.1で問題なし。
- 3/11 D9 フェリング300U
- 3/12 D10 フェリング150U(通院)。
この日は子宮鏡検査もしました。痛みもなくあっという間。子宮鏡検査の画質は前院より悪く画像は見づらいですが、問題なしでした。
卵胞数は右6個、左10個。卵胞は18〜22mmで順調でした。採血結果:E2は4200超えで過去最高だったので、OHSSにならないようにフェリングの投薬量は抑えて、レトロゾール2錠でE2を抑えることになりました。
採卵日は2日後に決まったので、21時にHCG5000を自己注射しました。また、採卵前に膣内の環境を整える目的で抗菌膣錠を服用するよう言われました。前院ではなかったなぁー。
- 3/13 採卵前日。精液の中の常在菌が受精に影響を与えることがあるらしく、主人は抗生剤を服用。これも前院ではなかったお薬でした。
◆採卵当日
英ウィメンズクリニックの採卵は、朝8時15分に来院するよう言われます。会社より早起きしなきゃいけない😱
クリニックまで1時間半以上かかるので、採卵後の痛みも考えると、徒歩&電車はきついかなぁーってことで、車移動にしました‼️ もちろん、運転手は主人にお願いしました✨駐車場はないので、近くの1日1000円の立体駐車場に駐車。
採卵の日は、受付機でチェックイン後、受付でPHSを受け取ります。その日の呼び出しは、メールではなく全部、PHSでした。
主人はメンズルーム(2000円‼️)を利用するので、別のPHSを持って待機です。
まず、私だけリカバリールームに呼ばれ、男性はその部屋に入れないらしく、一人で採卵に向かいました💦
リカバリールームに入ると、たーーーくさんのカーテン個室があって、25ベットぐらいかな。採卵待ちがこんなにいるのかって驚きです。
ベットに案内され、服を着替え、点滴開始。点滴の位置が肘ではなく、手首近くで怖かったんですが、手首近くの方が動きやすくて良かったです!
前院では点滴以外に内分泌を抑制する注射がありましたが、普通の点滴だけでした。
順番に手術室に呼ばれました。手術室は2つ。
私はこれまでの採卵で、静脈麻酔が効きづらく、採卵中に意識と痛みがあった事、今回の左卵巣が子宮と重なってる事もあって、静脈麻酔➕局所麻酔を使う方針でした。
まずは静脈麻酔です。すぐに意識が完全になくなりました。すごいなぁー英ウィメンズの麻酔!
そのあと、局所麻酔もしてくれたはず…。
気づいた時は元のベットの上に運ばれてました。麻酔の目覚めは良く、気持ち悪さもなかったんですが、すぐにお腹が激痛💦痛すぎて動き回って堪えて見ても痛かったので、すぐにナースコール。すぐ来てくださったけど、ロキソニン飲んで30分ぐらいで効くからねって!
30分もこの痛みに耐えるのか((((;゚Д゚))))💦💦
しばらく耐えて耐えて、なんとか乗り切りました。
◆採卵数と培養方針
採卵後に先生と診察でした。
採卵数は過去最高の23個。卵のグレードはG1が5個、G2が18個でめっちゃ良かったです!
でも、主人の精液検査結果は悪い💦
() 正常基準値
- 精液量 2.6ml
- 精子濃度 790万 過去最低
- 運動率 40.9% (50%以上)
- 直進率 0.3(0.3以上)
- 高速前進運動精子 13.5%(A 25%以上)
- 前進運動精子 37%(50%以上)
- 高速運動精子濃度 1.1(良好10以上、中間5.0〜9.9、不良5.0未満)
- 精子運動性指数算出値SMV 67.3(良好300以上、中間100-300、不良100未満)
英ウィメンズの体外授精の基準を満たさなかったので、全て顕微受精になりました。
卵は良さそうなのに、精子が今回に限ってさらに悪いのは残念です。主人はサプリも飲んでたのになぁー。
そして、今回は出来る事は全て挑戦するんだって決めていたので、ポロスコープとIMSI(イムジー)をしました!
これらの技術は、卵を外に出している時間が長くなり、人によっていい結果に繋がらなく、悪くなることもあるみたいです。なので、普通の顕微授精を半分、残り半分はポロスコープ&IMSIに決めました。奇数の場合は、ポロスコープなどを多めにすることになりました。
◆培養結果
1週間後に培養結果を聞いて来ました。
結果は胚盤胞を7個凍結できました!過去最高♡
受精率は過去から比べると低いけど、まずまずらしい。
胚盤胞のグレードは次の通りです。
5日目5AB、5BA、5BB、5CA
6日目5BB、5BB、5BB
ポロスコープ&IMSI(イムジー)を実施した培養結果と普通の顕微授精した培養結果を比較しましたが、実はあまり大差はなかった。
むしろ普通の顕微授精の方が若干いいグレードの卵でした。んー。
たまたまそういう結果かもしれないって先生には言われました。次はオプションを使わないつもりです。
グレードも高めだし、かなり期待しちゃいます。
そして早く胚盤胞になった順番で5個までを着床前診断(PGS)に出しました。結果は1ヶ月後ぐらいに出ます。5個×9万円で45万円の検査です(´-ω-`)💦
着床前診断は採卵日に最終の意思確認があります。何個出すか、それとも全部の胚盤胞を出すか。主人と相談して、高いけど移植費用が浮く場合もあって検査価値もあるし、5個に決めてました。
また普通だったら、これだけ胚盤胞あれば、もう採卵は不要と思うかもしれません。私の場合、着床しないので、7個あっても期待はしつつも、どこか一線を引いてるような気がします( ノД`)
ですが、こんな元気すぎる胚盤胞の写真を見てると、嬉しくてテンション上がります!!移植に向けて体質改善とERA検査がんばります。
◆6回目の体外授精費用(採卵と培養)
オプション以外で約56万円、オプションは約57万円だったので、総計113万円でした(;゚Д゚)
一気に貯金が減りました……
オプション以外の金額は、レディースクリニック北浜よりは、若干安いかなってぐらいでそこまで変わらないと思います。
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