IT女子26歳からの不妊治療

結婚5年目の29歳です。夫婦両方の不妊で諦めずに妊活中。多嚢胞、不育症、着床不全、潜在性甲状腺機能低下など。

不育症検査結果@レディースクリニック北浜

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凍結胚盤胞移植を3回して、妊娠できなかったので、2016年11月にレディースクリニック北浜で不育症検査をしました。

検査結果は次の通りです。

 

◆2016年11月 不育症検査結果@レディースクリニック北浜

()は検査の基準値です。 異常値は赤色です。

  • FT3:2.9 pg/ml (2.3-4.3)
  • FT4:1.2 ng/ml (0.9-1.7)
  • プロラクチン:27.0ng/ml(6.1-30.5)
  • TSH : 3.53 μIU/ml (0.5-5.0)
  • NK活性:15%(18-40)
  • アンチトロビンⅢ:89%(82-132)
  • Dダイマー:1.0μg/ml(1.0以下)
  • 抗核抗体:40未満(-) 倍 (40未満)
  • 抗DNA抗体 RIA法:2.0以下 IU/ml (6.0以下)
  • ループス AC APTT凝固時間法:40.5秒(46.5以下)
  • aCL-IgG(抗カルジオリピン抗体):8以下 U/ml (10未満)
  • aCL-IgM(抗カルジオリピン抗体):5以下 U/ml (8未満)
  • aPE-IgG
  •     キニノーゲン(+):0.195 (0.3未満)
  •     キニノーゲン(-):0.133 (0.3未満)
  • aPE-IgM
  •    キニノーゲン(+):0.192 (0.3未満)
  •    キニノーゲン(-):0.135 (0.3未満)
  • 抗SS-A/Ro抗体 CLEIA法:1.2U/ml(10.0未満)
  • 抗SS-B/La抗体 CLEIA法:1.0未満 U/ml(10未満)
  • 抗CLβ2GPI抗体:1.2以下 U/ml(3.5未満)
  • FX II(凝固第12因子):84%(50-150)
  • プロテインS活性:16%(56-126)

     →プロテインSの数値がとっても低い。妊娠前の時点でプロテインS活性が10%台の人は、ネットで検索しても、ほぼ見当たりませんでした…。

10%台での出産実績をご存知の方がおられましたら、ぜひ教えて下さい。

  • プロテインC活性:79%(64-146)
  • 血小板凝集能検査 ADP:クラス7(6)
  • 血小板凝集能検査 collagen:クラス5(6)

 

◆診断と治療方針

凝固因子異常である『プロテインS欠乏症』と診断されました。

       血栓を予防する物質が少なくて、血液が固まりやすく、胎盤血栓ができ、初期流産だけでなく、中期、後期にも悪さをするようです。また、プロテインS活性は、妊娠するとさらに数値が下がるといわれてます。

 

先生からは、『低用量アスピリン』だけで治療するよりも『ヘパリン注射』と『低用量アスピリン』のほうが妊娠継続率が高いとのこと。

 

この治療薬の注射としては、『 ヘパリン』以外にも『オルガラン』があると説明がありました。

『ヘパリン』は肝機能低下、内出血、注射部位の痒み、硬くなるなどの副作用が起こりやすい。

それに対して『オルガラン』は海外ではよく使用されていて副作用が少ない。

でも日本では、『オルガラン』は保険適用外のため、1日3000円という高級品。注射代だけで、月9万円かかります。

 

保険適用の『ヘパリン』なら、たしか1日1000円ぐらいだったかと思います。注射代だけで月3〜4万円、それでも高いけど、保険適用はありがたいです。

 

また、血小板凝集能検査 ADP/コラーゲンの両方で、基準値から外れており、血液が固まりやすいと言われました。

 

治療方針としては、受精卵を移植した日から、『バイアスピリン』(1錠/日)、『ヘパリン』(12時間毎に自己注射)を実施することになりました。

 

この薬は妊娠後も継続する必要があり、先生からは下記の期間まで継続するよう言われてます。

バイアスピリン:28週まで

ヘパリン:分娩前日まで


また、TSHの数値3.53について、レディースクリニック北浜では特に指摘されていません。

2017年7月末に、リプロダクション大阪のセカンドオピニオンで指摘され、甲状腺ホルモンの治療を始めてます。

 

上記治療方針のその後について

胚盤胞移植 4〜6回目まで、ヘパリンとバイアスピリンを服用して妊娠を目指しましたが、かすりもせず3回とも陰性でした。

 

血液凝固系異常の方は、ヘパリン治療をすれば、その後の1、2回の移植で成功している人をよく見かけます。

まっこは、全然上手くいかないケースでした…(泣)

 

そのため、レディースクリニック北浜の院長先生から次の提案がありました。

『このクリニックでしかやっていないが、アスピリンとヘパリンで妊娠できない人は、心筋梗塞の術後に使用される血液が固まるのを予防する『ペルサンチン』を服用することで妊娠できるケースがある』

 

確立されていない治療方法かもしれませんが、妊娠率を高められるのであれば、もっと早く提案して欲しかったです…。

 

7回目の凍結胚移植から『ペルサンチン』を移植日から判定日まで、1錠/日 服用しました。

 

ペルサンチンを服用して、妊娠できた場合は、下記の期間まで服用するよう言われてます。

 

ペルサンチン:10週まで

 

2017年7月頃に6回目の胚盤胞移植が陰性だったことを受けて、もっと原因が隠れている気がして、不妊治療ブログを読み漁って、着床障害を勉強しました。

 

そこで、着床障害検査で慢性子宮内膜炎検査や、ビタミンD亜鉛等の検査をしている『リプロダクション大阪』で、セカンドオピニオンと検査を受けることにしました。

 

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