IT女子26歳からの不妊治療

結婚5年目の29歳です。夫婦両方の不妊で諦めずに妊活中。多嚢胞、不育症、着床不全、潜在性甲状腺機能低下など。

着床障害検査@リプロ大阪

胚盤胞移植3回目が陰性だった後、不育症検査をして、血液凝固系の異常が見つかりました。

ヘパリン注射、バイアスピリンを服用して、胚盤胞移植4回目〜6回目実施しても、見事に陰性。

体外受精が上手くいかない原因が明確に分からないし、同じ治療を繰り返すことで妊娠できるとは思えなかったので、リプロダクション大阪の門を叩きました。

 

リプロ大阪での診察は、これまでやったことがない不育症、着床不全に関する検査が目的です‼️

あの松林先生で予約しました。

 

リプロの診察では、過去の不育症検査結果を確認して、不足項目やリプロの基準値を満たすかチェックが入りました。

リプロの検査項目などは毎年更新しているらしいです。

 

過去の検査項目と比較した資料です。この一番右がレディースクリニック北浜の検査結果です。

その左側の2017年7月28日と2017年8月29日がリプロ大阪で追加で検査した項目になります。

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  • 妊娠を目指すためにはTSHが2.5以下が良いため、チラージンを1錠/日服用して、1ヶ月後に再検査することになりました。
  • 過去に検査していない項目があったので、初診の日に検査して帰りました。過去に血糖値とインスリンの検査はしてますが、検査結果の資料が行方不明だったので、再検査しました。

 

また、リプロ大阪で実施した追加検査結果だけを書き出してみました。追加検査の項目が結構ありますし、6コも引っかかりました💦

※()は基準値です。赤色は異常項目です。

  • A1C:5.1(5.8未満)
  • 血糖:84(109未満)
  • インスリン:16.2(2.2-12.4)
  • HOMA-R:3.4(<1.73 or 2.12)
  • b2GPI(IgM):1.1未満(20未満)
  • aPS/PT- IgG:12.2(11.0未満)
  • aPS/PT- Ig M:23.4(25.0未満)
  • 25OH-ビタミンD:22(30-50) 
  • 銅:92(160未満)
  • 亜鉛:62(60以上)
  • DHEAs:173(200以上)
  • T:24(20-100)
  • 慢性子宮内膜炎検査(BCE検査) :異常なし
  • 子宮収縮検査:異常あり(所見:全体、上下上、大きく1回/3分)

 

 

◆治療方針について@リプロ大阪

それぞれの治療方針について書きます。

  • インスリン、HOMA-Rの数値が高い

リプロ大阪では、インスリンと血糖値の検査は、食後2時間以降で検査になります。

※検査の2時間前まで、カフェで少し食べてました…

他の病院では、食後4時間以上等なので、リプロは厳しく検査しているように思います。

HOMA-Rが高く、インスリン抵抗性がある状態(インスリンが十分出ているが、効果を発揮できていない状態)と言われました。

糖質制限の食事療法と合わせて、糖尿病用の、メトホルミン250mgを2錠/日(朝、夕)服用することになりました。

メトホルミンの効能は、排卵、着床、流産防止のようです。

メトホルミンの効能 松林先生https://ameblo.jp/matsubooon/entry-12100305992.html

私はBMI22なので標準体型の分類になると思いますが、インスリン抵抗性がありです。日頃のチョコの食べ過ぎですかね?

 

  • aPS/PT- IgGの数値が高い

抗リン脂質症候群と関連があると言われている項目らしいです。これに引っかかると、受精卵のヘパリン培養の適用になるそうです。良好胚盤胞はできているので、ヘパリン培養の効果が出るのかよく分かりません。

 

ビタミンDの低下は、AMHの働きの低下、着床率の低下の影響があるみたいです。

ビタミンD不足だったので、リプロのビタミンDサプリを購入して、1錠/夕食後に服用を開始しました。

ビタミンDの吸収率を上げるには、沢山ご飯を食べた後に服用するのが一番いいみたい。

その後、1ヶ月ぐらい服用して2017年9月に再検査。

ですがビタミンDの結果は21(基準値30-50)で、全然変わらなくて。

 

先生から改善するためのアドバイスを頂きました。

  • ビタミンDのサプリを1錠から3錠/日(夕食後)に増やす。
  • サプリのメーカーを変えてみる。
  • 日光浴を1日20-30分する

リプロのビタミンDサプリからDHCに変更し、仕事のお昼休みや、週末に日光浴を心がけました。

また、3錠だと不安だったので、自己判断で1錠から4錠に増やしました。

※自己判断って本当はダメですよね。

 

そして、2017年11月に再検査し、ビタミンDの数値が31に上がりました。

 

  • DHEAsの数値が低い

DHEAsの不足の人がサプリで補うことで、卵巣の反応性が改善するみたい。

私の場合は、採卵周期の生理1日目から採卵日まで、リプロのDHEAサプリ25mgを1錠/日服用するよう言われました。

 

  • 着床期に子宮収縮している

子宮収縮予防のダクチル3錠/日を服用して移植6回しても妊娠できていなかったので、子宮収縮検査は、あえて高温期5日目からダクチル3錠/日を服用して、高温期7日目に検査しました。

検査自体は、着床期にエコー動画を3分間撮影して、10倍速で分析するものです。

 

検査の結果、ダクチル3錠服用していても、着床期に子宮収縮していると判明しました。

次の移植からは、ダクチルを6錠/日服用することになりました。

 

 

 

 

不妊治療をしていても、ちゃんとこれらを治療すれば、妊娠できるのか?という不安が尽きません。

でも検査で原因が分かると、心に明かりが✨パッと✨灯されるような気持ちになりました。

 

目に見えない敵に挑み続けるのは、正直心が折れそうになります。

リプロの検査のおかげで、明かりに向かって、一歩ずつ、一歩ずつですが、前に進んで頑張りたいと思います!

 

 

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不育症検査結果@レディースクリニック北浜

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ご訪問ありがとうございます!

皆さんの『はてなスター☆』や『INポイント』、励みになります(^○^)

 

凍結胚盤胞移植を3回して、妊娠できなかったので、2016年11月にレディースクリニック北浜で不育症検査をしました。

検査結果は次の通りです。

 

◆2016年11月 不育症検査結果@レディースクリニック北浜

()は検査の基準値です。 異常値は赤色です。

  • FT3:2.9 pg/ml (2.3-4.3)
  • FT4:1.2 ng/ml (0.9-1.7)
  • プロラクチン:27.0ng/ml(6.1-30.5)
  • TSH : 3.53 μIU/ml (0.5-5.0)
  • NK活性:15%(18-40)
  • アンチトロビンⅢ:89%(82-132)
  • Dダイマー:1.0μg/ml(1.0以下)
  • 抗核抗体:40未満(-) 倍 (40未満)
  • 抗DNA抗体 RIA法:2.0以下 IU/ml (6.0以下)
  • ループス AC APTT凝固時間法:40.5秒(46.5以下)
  • aCL-IgG(抗カルジオリピン抗体):8以下 U/ml (10未満)
  • aCL-IgM(抗カルジオリピン抗体):5以下 U/ml (8未満)
  • aPE-IgG
  •     キニノーゲン(+):0.195 (0.3未満)
  •     キニノーゲン(-):0.133 (0.3未満)
  • aPE-IgM
  •    キニノーゲン(+):0.192 (0.3未満)
  •    キニノーゲン(-):0.135 (0.3未満)
  • 抗SS-A/Ro抗体 CLEIA法:1.2U/ml(10.0未満)
  • 抗SS-B/La抗体 CLEIA法:1.0未満 U/ml(10未満)
  • 抗CLβ2GPI抗体:1.2以下 U/ml(3.5未満)
  • FX II(凝固第12因子):84%(50-150)
  • プロテインS活性:16%(56-126)

     →プロテインSの数値がとっても低い。妊娠前の時点でプロテインS活性が10%台の人は、ネットで検索しても、ほぼ見当たりませんでした…。

10%台での出産実績をご存知の方がおられましたら、ぜひ教えて下さい。

  • プロテインC活性:79%(64-146)
  • 血小板凝集能検査 ADP:クラス7(6)
  • 血小板凝集能検査 collagen:クラス5(6)

 

◆診断と治療方針

凝固因子異常である『プロテインS欠乏症』と診断されました。

       血栓を予防する物質が少なくて、血液が固まりやすく、胎盤血栓ができ、初期流産だけでなく、中期、後期にも悪さをするようです。また、プロテインS活性は、妊娠するとさらに数値が下がるといわれてます。

 

先生からは、『低用量アスピリン』だけで治療するよりも『ヘパリン注射』と『低用量アスピリン』のほうが妊娠継続率が高いとのこと。

 

この治療薬の注射としては、『 ヘパリン』以外にも『オルガラン』があると説明がありました。

『ヘパリン』は肝機能低下、内出血、注射部位の痒み、硬くなるなどの副作用が起こりやすい。

それに対して『オルガラン』は海外ではよく使用されていて副作用が少ない。

でも日本では、『オルガラン』は保険適用外のため、1日3000円という高級品。注射代だけで、月9万円かかります。

 

保険適用の『ヘパリン』なら、たしか1日1000円ぐらいだったかと思います。注射代だけで月3〜4万円、それでも高いけど、保険適用はありがたいです。

 

また、血小板凝集能検査 ADP/コラーゲンの両方で、基準値から外れており、血液が固まりやすいと言われました。

 

治療方針としては、受精卵を移植した日から、『バイアスピリン』(1錠/日)、『ヘパリン』(12時間毎に自己注射)を実施することになりました。

 

この薬は妊娠後も継続する必要があり、先生からは下記の期間まで継続するよう言われてます。

バイアスピリン:28週まで

ヘパリン:分娩前日まで


また、TSHの数値3.53について、レディースクリニック北浜では特に指摘されていません。

2017年7月末に、リプロダクション大阪のセカンドオピニオンで指摘され、甲状腺ホルモンの治療を始めてます。

 

上記治療方針のその後について

胚盤胞移植 4〜6回目まで、ヘパリンとバイアスピリンを服用して妊娠を目指しましたが、かすりもせず3回とも陰性でした。

 

血液凝固系異常の方は、ヘパリン治療をすれば、その後の1、2回の移植で成功している人をよく見かけます。

まっこは、全然上手くいかないケースでした…(泣)

 

そのため、レディースクリニック北浜の院長先生から次の提案がありました。

『このクリニックでしかやっていないが、アスピリンとヘパリンで妊娠できない人は、心筋梗塞の術後に使用される血液が固まるのを予防する『ペルサンチン』を服用することで妊娠できるケースがある』

 

確立されていない治療方法かもしれませんが、妊娠率を高められるのであれば、もっと早く提案して欲しかったです…。

 

7回目の凍結胚移植から『ペルサンチン』を移植日から判定日まで、1錠/日 服用しました。

 

ペルサンチンを服用して、妊娠できた場合は、下記の期間まで服用するよう言われてます。

 

ペルサンチン:10週まで

 

2017年7月頃に6回目の胚盤胞移植が陰性だったことを受けて、もっと原因が隠れている気がして、不妊治療ブログを読み漁って、着床障害を勉強しました。

 

そこで、着床障害検査で慢性子宮内膜炎検査や、ビタミンD亜鉛等の検査をしている『リプロダクション大阪』で、セカンドオピニオンと検査を受けることにしました。

 

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2回目、3回目の胚盤胞移植

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1回目の胚盤胞移植は化学流産に終わりました…。

 

その後、不妊治療を休むことなく連続で、2回目、3回目の胚盤胞移植したので、その時の治療について書きます。

 

◆凍結胚盤胞移植 2回目

2016年10月に、2回目の凍結胚盤胞をしました。

移植する胚盤胞のグレードは、5日目胚盤胞の5BB

2回目の移植も、ホルモン補充による移植です。

 

  • 移植の前周期

低用量ピルのマーベロンで生理を調整して、点鼻薬ブセレキュア で卵胞の成長を抑制。

 

  • 移植周期のお薬

処方薬は、エストラーナテープ、ルトラール、ユベラ、ダクチル。

移植当日は、プロゲストンデポーの痛〜い注射です。

 

プロゲストンデポー注射は、苦手です。

上腕部に筋肉注射しますが、注射した1日ぐらいは腕に変な痛みがあります。

注射した部分は、だんだんピンクに腫れてきて、痒みが一週間ぐらい続くので、苦手ですm(_ _)m

 

  • 内膜測定

生理14日目の内膜は、11mm。

移植当日の内膜は、12mm。

 

  • 移植後の症状

BT8に不正出血あり。

お腹がたまにチクチクする(BT3、BT9)

肛門らへんが1回だけズーンと痛い(BT5)

 

  • 判定結果

妊娠を期待してたけれども、BT11の妊娠判定の結果は、陰性でした。

 

妊娠初期症状かと思ってたのに、勘違いだったみたいです。

この頃から、移植後の症状は妊娠してなくても似たような症状があるって思うようになり、気にしないようにしてます。

 

◆凍結胚盤胞移植 3回目

 

良好胚盤胞を2回移植しても妊娠できなかったので、先生からの提案で二段階胚移植にチャレンジしました。

これが、三度目の正直となるのか。

 

妊娠判定後に生理が来たら、すぐに移植周期に入りました。

今回もホルモン補充による移植です。

 

生理14日目の通院では、内膜が11.7mmで全く問題なし。

 

まずは、2日目4分割胚のグレード3を移植しました。この分割胚を移植した後にも、苦手なプロゲストンデポーの注射。

 

3日後に通院して、6日目の胚盤胞(5BA)を移植しました。この時も、プロゲストンデポーの注射。

 

そして、BT11の妊娠判定日の結果は、hcg0.5以下だったので、着床もしておらず、陰性でした。

 

 

◆今後の治療方針について

20代で、グレードの良い胚盤胞が3つもあれば、妊娠できる、また兄弟にも恵まれるかもって考えてました。

 

でも、そうは上手くいかなくて…(*_*)

 

それに2段階胚移植しても、かすりもせず陰性。

 

先生からは「良好な胚盤胞を移植しても妊娠できない人は、不育症検査で何らかの項目に引っかかる人が多いです。着床障害は不育症とも絡みがあると言われています。不育症検査をお勧めします」といった内容を提案いただきました。

 

私も、何か原因があって妊娠できなかったんじゃないかって考えてました。

 

3回目の移植が陰性なら、不育症検査をしたいって思っていたので、費用はかかるけど、すぐに不育症検査をお願いしました。

 

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1回目の凍結胚盤胞移植の結果

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最近、少し暖かくなってきましたね。

ひな祭りなので、我が家はバラ寿司を食べます(о´∀`о)

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2016年5月頃に採卵2回目をして、初めて凍結胚盤胞が3つ、分割胚2つできました。

今日は、その中の一番良いグレード(5日目胚盤胞 5AB)を初めて移植したので、その時の話を書きます。

 

◆移植までの流れ

採卵後から11日後に生理がきました。

移植スケジュールを立てるため、生理から3〜10日以内に通院する必要があり、生理から9日目に通院。

 

今周期は、排卵検査薬で排卵日を特定して、高温期7日目から点鼻薬ブセレキュア を1日4回することになりました。

 

そして生理が38日目に来て、生理1日目からエストラーナテープを貼る生活が始まりました。

そして、生理13日目に通院。

(14日目は日曜日の場合は、13日目に通院します)

 

内診で内膜の測定です。

特に問題がなかったので、凍結胚盤胞の移植日決定しました!

 

移植日の4日前から、ルトラールを服用しました。

 

◆移植の日

移植日の当日は、事前に培養士さんから融解した受精卵の説明を受けるんですが、5ABの受精卵を融解すると5AAに元気よく成長してました!これは期待できるかもと思ってました。

 

移植の時は、おしっこを出し切ってから、夫と一緒に手術室に入室して、移植しました。

 

移植後の生活は、エストラーナテープとルトラールを継続して、ユベラ(血流促進)、ダクチル(子宮収縮の抑制)を1日3回/1錠を追加で服用です。

 

◆移植後について

移植後9日目(BT9)に不正出血。

日中の体温が37度超えぐらいで結構高くて、いつも以上に暑がりな感じ。

それ以外は妊娠初期症状はなかったです。

 

◆1回目の凍結胚盤胞の判定日

判定日(BT11)の血液検査の結果、hcg19でした。

hcg11で妊娠継続できる人が過去にいたとのことで、妊娠継続できるようお薬継続になりました。

 

ここからが、つらい一ヶ月だったんです…。

 

ネットで調べると、hcg19が如何に厳しいか分かり、さらに判定日(4w2d)から生理痛のような腹痛がありました。

 

5w0d(BT16)に軽く鮮明な出血をしてしまい、急遽、通院。

血液検査の結果、hcg68。前回の19からは伸びてるけど、厳しい状態。

毎回血液検査と合わせて、内診しますが、胎嚢は見えません。

お薬は継続して、追加で止血剤を服用することになりました。

 

もともと通院予定だった5w2d(BT18)にも通院しましたが、hcg79でした。

少し伸びてたけれど、伸び方が全然足りないので、薬は全て中止。

 

初めての移植で内膜に着床してくれたことは嬉しかったけれど、お腹に来てくれた子が離れていくことに、なんで?なんでなの?と思ってしまい、精神的に不安定でした。

 

また、一週間後に通院(6w2d、BT25)。

hcg101で微妙に伸びてました。

 

妊娠継続できなくて、化学流産だと分かっているのに通院するのは、すごく通院の足取りが重かった。

 

採血の跡もだんだん増えて、痛いし、毎回の採血が嫌でした。

 

毎回の内診も意味がないように思えて、hcgの採血結果を聞くのも辛い。

 

hcgがまだ下がっていないので、子宮外妊娠していたら大変だから、さらに一週間後に通院(7w2d、BT32)。

 

BT32で、やっとhcg71と下がり始めました。

 

でもhcgの下がり方が悪いので、念のため、さらに一週間後に通院(8w2d、BT39)して、hcg1.2になってました。

 

化学流産でこんなにも通院して、判定日から4週間もhcgが下がり切らなくて、本当に毎日がしんどかった。

 

でも、化学流産だったけれど、まっこは着床できる体なんだ!と思うことにして、次の移植に向けて頑張ることにしました。 

 

化学流産でさえ、こんなに精神的に辛かったら、もし流産だったら、もっと辛いと思います。

 

この時期は、妊婦さんを見るだけで突然、涙が出てくることもあり、心のコントロールが難しかったです。

心が不安定にならないように、ショッピングモールを避けたり、とにかく妊婦を見ないよう目をそらすのに必死でした。笑

 

心の整理がつくまで、淡々と毎日を過ごしていたのを覚えています。

 

あの頃の1ヶ月はよく頑張ったなぁーって自分を褒めたいと思います。

 

 

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採卵2回目に挑んだ結果

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採卵1回目では3個しか採卵できなくて、培養した結果、胚盤胞は0個で、移植できる受精卵はゼロ。

かなりショックを受けました。

 

次回の採卵に向けて、少しでも自分でできる事を考えて、次の事に取り組みました。

◆採卵2回目に向けた取り組み

  • メラトニンサプリを採卵日まで服用
  • 早めに寝ること
  • 毎日少しだけでも運動すること(スクワット、階段昇降運動)
  • 栄養バランス良く食事を取ること

 

次回、採卵した時は、受精卵の全滅は避けたい。移植できる受精卵がないのは、精神的に堪えました。

「まっこの場合は、胚盤胞まで育たないのかもしれない」

「凍結胚を移植しても着床できる体かどうかも分からない」

「そもそも採卵で数個しか取れないのかな」

こんなネガティブな思考が炸裂。

妊娠までの道のりが遠く…遠くすぎて、光が見えなくて不安いっぱいだった。

 

採卵2回目では、全部を胚盤胞まで目指して培養するのはやめて、3、4番手の受精卵は分割胚で凍結し、それ以外は妊娠率の高い胚盤胞まで育てることにしました。

 

採卵前の周期に低用量ピルのマーベロンメラトニンサプリの服用と、点鼻薬ブセレキュア(1日4回)を実施。

 

前周期から点鼻薬ブセレキュアを使用して誘発する手法だから、採卵2回目の誘発法はロング法だと思われます。たぶん。

 

生理3日目からゴナールFのペン型を自己注射。

生理10日目の通院で、E2が2590で、前回より数値が低めだけれど順調に卵胞が育ってました。

 

採卵2日前にhcg注射をして、採卵。

(静脈麻酔が効きづらい体質なのか、意識はあるしとっても痛かった。)

 

そして採卵した結果、2回目の採卵数は、13個でした!!

本当によかった…。

前回の3個よりも、こんなに沢山卵が取れてホッとしました。

 

精液検査は前回よりも、かなり良かったです。

  • 精液量: 3.3ml
  • 精子数: 3400万/ml
  • 運動率: 52.9%
  • 正常形態率:45.6%
  • 直進運動性: A

 

 そして顕微受精した結果は次のとおりでした。

 

13個中、成熟卵数は10個。

正常受精数は7個。2個が異常受精。

胚盤胞数: 3個 

分割胚数: 2個

 

胚盤胞が3個できて、嬉しかった。

これで妊娠できるかもって、かなり希望の光が見えました。

それに、顕微受精だけれど私たち夫婦の卵子精子ちゃんと受精できる。さらに胚盤胞まで育つことが分かって良かったです。

 

あとは受精卵が子宮に着床できるかどうかが問題。

 

人工授精では分からないことが、体外受精にステップアップすることで、一つ一つですがどこに不妊原因があるのか探り、確認することができてきたと思います。

 

次は移植した結果を書きたいと思います。

 

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採卵1回目 全滅…

私26歳、夫27歳のときに体外授精に初めてステップアップしました。

(2016年3〜4月頃です)

 

まずは体外授精のスケジュールを立てるために、前周期の生理3日目から10日目の間に通院が必要で、私は5日目に通院。

 

採卵周期では沢山の卵胞を育てますが、卵胞のサイズにバラツキがあると、採卵する成熟卵の数が少なくなるから、卵胞が均等に成長するように低用量ピルを服用して生理を起こす方針の病院でした。

 ※この手法は病院によって否定的なところもあるようです。

 

前周期に低用量ピルのマーベロンと、バイアスピリンを通院の翌日から16日分服用しました。
※バイアスピリンは、低用量ピルによって血が濃くなり血栓になる恐れがあるため、血液サラサラにするお薬です。

 

そして採卵1回目の誘発法はアンタゴニスト法に決定。
クリニックKでは、卵の質がいいオススメの誘発法はアンタゴニスト法だったので、それで進めることになりました。

 

生理3日目から自己注射が必要なので、ゴナールFのペン型を事前に持ち帰ります。

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最初は自己注射って怖かったんですが、このゴナールFペン型は全然痛みがなくて、とっても簡単でした。

 

このゴナールFを生理3日目から6日目まで家で注射し、生理7日目に通院して採血します。


その採血でE2は1736.2 、黄体化ホルモンは24.8。


2日後に再通院し、採血でE2が2772、黄体化ホルモンは3.4、プロゲステロン0.8で、卵胞が順調にたくさん成長してました。

 

そして、生理12日目に採卵することが決定。

 

採卵2日前にhcg注射ではなく、点鼻薬ブセレキュアを実施し、採卵日を迎えました。

E2と内診の結果から卵が10個ぐらい取れる予定だったんですが、いざ初採卵してみると、10回刺したけど、3個しか卵子が取れなかった…。

 

点鼻薬のブセレキュアで卵の成熟を促し、卵胞内の壁にくっついてる卵子が剥がれる役割があるけれど、今回はブセレキュアの効果が悪かったために、卵子が剥がれなくて、3個しか取れなかった可能性があるみたい。

 

採卵結果も悪かったのですが、さらに精液検査結果も悪すぎました。運動率が悪すぎ。

 

顕微受精1回目の精液検査結果

  • 精液量 3.0ml
  • 精子数 2400万/ml
  • 運動率 17.6%
  • 正常形態率 40.7%

 

採卵した3個のうち、成熟卵が2つで、顕微受精で全て正常に受精。

 

2つとも胚盤胞を目指して培養しましたが、胚盤胞6日目で変性1個、発育停止1個。
凍結できた受精卵は0個で散々でした。

 

採卵数が少なかった時点でとっても不安になり採卵のベッドルームで泣いてましたが、一週間後に培養結果を聞いて、さらに落ち込んで号泣です。

 

採卵は痛いし注射も初めてで不安もあり、採卵1回目だけでも54万円。

頑張ったのに、結果はついてこなかったです。

 

まだ26歳だから、体外受精に進めばすぐに妊娠できるかもって思うところも正直ありました。でも現実は思い通りに上手くいかなかったですね。

 

今回の結果をうけて、先生からは採卵2日前のブセレキュアはやめて、hcg注射に変えること。

 

また卵の質を良くするためにメラトニンサプリ(3mg 1カプセル/日)を採卵日まで服用ると、次の採卵では上手くいく人が多いらしい。

 

先生を信じて、連続で2回目の採卵にチャレンジすることにしました! 

 

ご参考までに、採卵までの通院回数は、生理から7日目(内診、採血)、8日目(注射のみ)、9日目(内診、採血)、10日目(注射のみ)、採卵当日の5回と、採卵の1週間後にも1回通院が必要で、合計6回でした。

 

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人工授精4回で体外にステップアップ

まっこは、2016年3月頃から顕微受精をしています。

それまでの治療では、人工授精を2015年9月ごろから始め、その結果は次の通りでした。

 

◆人工授精1回目
生理から18日目に人工授精。
左卵胞21mmが排卵。hcg注射実施。
内膜11mm。
服用薬:抗生剤、ルトラール、カバサール
※ルトラールは蕁麻疹の件があり、6日分で中止。
結果:陰性(AIH後の13日目に生理になる)

 

◆人工授精2回目
生理から18日目に人工授精。
左卵胞19mmが排卵。hcg注射実施。
内膜12.4mm
服用薬:抗生剤、カバサール

結果:陰性(AIH後の15日目に生理になる)
基礎体温は14日目で急低下。

 

◆人工授精3回目
生理から18日目に人工授精。
右卵胞20mmが1つ、左卵胞20mmが1つ。
hcg注射あり。
内膜11.3mm。
服用薬:抗生剤、カバサール

結果:陰性(AIH後の15日目に生理になる)
※14日目に基礎体温が急低下。

 

◆人工授精4回目
生理から9日目の診察で右卵胞25mmがあり、hcg注射実施。LUFの可能性があるため、今周期は人工授精ではなくタイミング法に変更。
生理から17日目の診察で右卵胞22mmがあり、LUFと言われました。念のためタイミングを取ったけれども、結果は陰性。

 

次周期の生理3日目に内診して、LUFがなくなったことを確認。
そして、生理から19日目に人工授精。
右卵胞23mmが排卵。hcg注射実施。
服用薬:抗生剤、ルトラール

結果:陰性(AIH後の15日目に生理になる)


人工授精4回やっても妊娠できなかったです。
生理が何日も遅れるようなことはなく、化学流産もなかったと思います。

一般的には人工授精3回目までの累積妊娠率は約70%、4回目で約80%、5回目で約90%と言われています。
人工授精で妊娠できる人は、殆どの方が5、6回目までに妊娠できるそうです。

5、6回ほど人工授精しても妊娠できない場合は、ステップアップを考えた方がいいと先生から言れてました。 

 

私はPCOSだけど排卵はするし、内膜も問題ない。でも人工授精で妊娠しない。


私たち夫婦の場合は男性不妊の要因が強いと思われたので、5回目、6回目の人工授精を進めるよりは、4回目でやめて、ステップアップしたいという気持ちが私は強かったです。

 

人工授精は4回だけでしたが、人工授精の当日は12時に来院するよう言われました。

8時半ごろから17時半までのフルタイムなので、12時の診察は中途半端すぎて、毎回仕事を1日分休むしかなかったです。

フレックス勤務でコアタイムなしなら、仕事を1日休まなくても、一時的に抜けて治療できるかもしれませんが、なかなか難しい。

 

また、タイミング療法の時よりも人工授精の方が妊娠率が少し高いので、妊娠できるかもって期待が膨んでました。
それが人工授精の回数を重ねていくとだんだん重荷になっていき、「8割が4回目までに妊娠」を意識してしまって、次第に心の負担がきつかったです。

 

そして人工授精よりも妊娠率が高い体外授精にチャレンジしたいという気持ちが強くなりました。


もし体外受精にステップアップしたとしても、ステップダウンして人工授精することもできるので、人工授精4回目までにして体外受精に進むことを決めました!

 

体外受精のクリニック選びでは、レディースクリニック北浜と、英ウィメンズクリニックの体外受精セミナーに夫婦で行きました。

英ウィメンズは関西で有名ですが、やっぱり通院が大変なので諦めて、レディースクリニック北浜で体外授精することにしました。

 

これまでの体外授精の結果は、また今度書きたいと思います。

 

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